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買付日記          シュコー



2007年3月


2007年03月27日(火) 2007年3月27日

久々の買い付け日記、今回はオーナーに代わって同行致しました店長Kが担当させて頂きます。成田から約12時間!、フランクフルト国際空港に無事到着したのは午後6時前。初めて訪れた前回とは時期もほぼ同じなのに明らかに暖かい!温暖化の影響が日々刻々と表れている事を実感する。今回、我々の足になるブラックのE220 CDIワゴンを借りていざ出発。空港から小一時間程の距離にあるモーターさんのガレージに到着。ここにはイベント特注やディーラー特注等、レア物が多く、薄暗い半地下のガレージというシチュエーションがハンター魂?をより掻き立てられ、あっという間に2時間余りが過ぎてしまった。今夜は彼のガレージのすぐそばのホテルにて宿泊。



2007年03月28日(水) 2007年3月28日

昨夜レア物を見すぎたせいか?いまいち熟睡出来ないまま、9時に出発。アウトバーンでは橋げたに車輪を着けた様な特殊車両や米軍基地等を眺めつつ、約二時間半程でフランス国境に近い街にあるハートさんの店に到着。この店の在庫量は半端でなく、スケールを問わず地面から天井近く迄うず高く積んであり欲しい物を取り出すのが面倒くさくなる程。ここではブレキナの絶版モノ等数点仕入れる。とてものんびりしたハートさんとスパイクという名前の愛犬が印象的でした。その後二時間弱でマイケルの店へ。ここでは新製品及び特注モデル数点を入手。この店のスタッフで冗談ばかりやってイマイチやる気のなさそうなクルトン君がオーナーに絡み付いている間に、16歳のドミニク君にデカイ段ボールをもってもらい吉祥寺の様な小洒落たストリートを通って郵便局に荷物を発送しにいく。担当してくれたオネーサンは小錦の様な体型でドイツPOSTイエローのユニフォームの為更に膨張して見えたのでした…。6時過ぎに出発し途中、サービスエリアで夕食後、5日間滞在する2軒目のホテルへ。エントランス等リニューアルの為に工事中で何となく慌しい雰囲気。本日の走行距離約540キロ!オーナーお疲れ様でした。

 



2007年03月29日(木) 2007年3月29日

今日はテクノクラシカの初日!ディーラーパスを付けた赤いストラップを誇らしげに?下げて入場したまでは良かったが、他の関係者のストラップと色が違う、今年はブルーだそうな。実は昨年の物をわざわざ持って来たのでした、トホホ。恥ずかしいのでボビーから譲ってもらい一安心。ところがそのボビーのブースで電飾ディスプレィが前夜盗難にあうというハプニングが起きたとの事、ちょうどPOLIZEIが到着し事情聴取する所だった。どこにも悪い奴がいるものだ、とリアルに実感する。聴取に参加しても仕方ないので早速特注品のチェックへ向かう。途中ホィールベースの長いVWピックアップトラック(荷台には550スパイダー!)やポルシェトラクターの大型のタイプ(Master)等を眺めながらミニチャンプスの107個限定のトラビーをゲットすべくブースへ。にわかにざわついていましたがオープンと同時にカウンターへ!皆さん大人?なので争うことなく順序よくゲットできました。その他、ブレキナ、ヴィキング、ピッコロの特注モデル等を仕入れる。、とりあえす会場を出て2時間程のコプちゃんの店へ。ここは絶版のヘルパやヴィキング、そして私的に危険なメルクリンの絶版等も沢山あり自らの首を締めそうになりました。帰路、夕食でよったマックで4人掛けの席に男二人が横に並んでハンバーガーをほおばってる姿(勿論私たちではない!)が妙に印象的でありました。

   



2007年03月30日(金) 2007年3月30日

今日はまずホテルから1時間程のエッグマンの店へ。途中、給油に寄ったSAでオペルブリッツの古いトラックがディスプレーで飾られていた。敷地内に野ざらしで置いてあるだけなのだが青白の鮮やかなARALカラーと荷台に花が添えてあるせいかとてもお洒落に見えてしまう。前回休みだったエッグマンの店ではメルクリンのポルシェ運搬セットが気になったがヘルパ製と思っていたポルシェがシュコー製である事が判明。なんとなくトーンダウン?したので更に一時間程の店へ。ここもイマイチ収穫が無かったが近くの魚料理専門店で食べた舌平目らしき香草焼き?がとても美味しかった。その後モノレールが走っている事で有名な街の店へ。途中、信号待ちの反対車線になんと古いマギラスの消防梯子車が!明らかに消防士ではないオッサンが運転していたが消防マニアの集いにでも行く所だったのでしょうか?何ともディープな光景でした。ここではメルクリンの貨車にビートルが載っているセットをゲット。更に2時間程の距離にある大型の専門店へ。テクノクラシカの会場で買い忘れたブレキナポルシェを購入。店を出て公衆トイレへ行ってみるが、オーナーいわくここはいつも怖い雰囲気との事、地下の階段下には竹中直人風の怪しい酔っ払いがブツクさ言って座っており、確かに薄気味悪い場所でした。近くに持ち帰りのお寿司屋さんがあったので話のネタに寿司ネタを食べてみよう、と数個購入。日本人の女性店員さんに「日本人珍しいですねぇ」と言われなんだか複雑な気分…。ホテルへ帰ってオーナーと卓を囲んで食べましたがごはんもなんら変わりなくおいしく頂きました。今夜は荷造りの下準備をして終了



2007年03月31日(土) 2007年3月31日

今日はオランダで行われるスワップミートへ。国境越えの際、パスコントロールの準備しなよ、と初入国の私にオーナーが冗談を言っていた矢先、目の前に国境警備のオランダ警察の白?バイ(びっくりしたので色は覚えていない)が右によりなさいと合図。結果バスポートチェックを受ける事に。勿論、あっさりOKだったが、停車した前後を見たら、前はオランダナンバーの小型車にどうみても強盗団のようなスキンヘッドの男が5人、後ろはポーランドナンバーの怪しいオッサン。我々は、ドイツナンバーの怪しい東洋人二人?…出発後、オーナーのチョビひげが怪しい!私の顔が怪しい!となすりあったのは言うまでもない。オランダに入って間もなく、DAFのディーラーが見えたり、ドイツの風景とは微妙に違う木立等の風景を見ていたが、今までの高速走行か嘘のような低速。運転しているオーナーに「何徐行してんですか!」と思わずツッコミをいれた程。ドイツ国内は150〜200km以上(工事以外の規制区間でさえ130km位)で走ってきたのにオランダに入った途端、皆さん100km 程で追い越し車線に出る車も無くおとなしく走行。あくびを連発するオーナーの横であらためてドイツのメリハリのある走り方に納得する(画像はドイツ国内を時速200km前後で「巡航」する黒ずくめのニュービートルカブリオ)そんなマッタリ走行で約一時間、無事会場に到着、3、4年ぶりだというのにナビを使わず良く判るものだとオーナーの脳ナビ?には感心するばかり。
会場には既にかなりの人が並んでいたが、殺気だつ事もなく順序よく入場。規模はワンダーランドの2、3倍位だろうか?地元オランダ人、フランス人も多く、オランダ語、フランス語、ドイツ語が飛び交う中、怪しい東洋人二人は別行動。印象としては英仏デインキーやコーギー、テクノ等の絶版モノが多かったが箱がリプロだったり一部パーツがノンオリジナルの物がけっこうあり、さらに値段は高いときている。オリジナルのミントボックスは更に高騰するのは必至と実感する。結局プラ製のトラック数点をゲットしてドイツへ「帰国」。きのう行った店の倉庫へ招かれたので途中立ち寄ったが期待する程の在庫がなく、早々に退散。SAで夕食を食べたがここにも昨日食べた魚料理の店が入っていたので嬉しかった。ただ隣のバーガーキングコーナーには行列ができていたので魚はやはり少数派なのか?と納得する。明日はテクノクラシカ最終日で帰宿は遅いので今夜の内に荷造りをある程度済ませて就寝。

 



2007年04月01日(日) 2007年4月1日

今日はテクノクラシカの最終日。開場前に着いていわゆるディーラータイムのはずが、やけに人が多い。ボビーに聞くと土日は一時間早い9時開場との事で納得。初日に気になっていた店を改めてチェック。プラ製ヴィンテージ物を数点ゲットする。昼前メルセデスクラッシックセンターのブースへ。今年のテーマは歴代オープンリムジンらしく、デトロイトモーターショーで発表された4シーターオープン「コンセプト オーシャン ドライブ」、を先頭にケネディとアデナゥアーがパレードで使用した300D、そして1931年製の770 K グロッサーカブリオGrosser Cabriolet Fの3台が並んでいる。招いてくれたオーナーの知り合いのメカニック部長はメルセデスの中でも扱いが難しい600プルマンを担当する貴重な存在。彼の案内で2Fの顧客用サロンで昼食。品のあるブロンドのオネーサンが運んでくれた食事は特に美味しく感じました。食後、センター所有の55年製300SLのオリジナル塗装車!等の細部を説明して頂きブースを後にする。ボビーの撤収作業まで時間があるので屋外で休憩する事に。屋外にもヴィンテージカーやバイク等が展示してあり、特に軍用?の照明車は印象的でしたが一時間程屋外に居ただけでも肌が少し焼けた程日差しが強かった。
そして6時からいよいよボビーのブースの撤収作業へ。大量の展示品を4人で収納用段ボール箱へしまう。メルセデススプリンターのロングボデイのバンに50箱以上!積み終わった頃は23時をまわっていました、皆さんお疲れ様でした。

         



2007年04月02日(月) 2007年4月2日

今日はいよいよ帰国の日。ホテルのリニューアル工事は未だ続いており、エレベーターもついに動かず3Fから荷物満載のリモワを階段で降ろす。昼過ぎにボビーの家へ到着、まだ帰宅してない様子で勝手に庭へ。前回工事中だった庭も綺麗に芝が植えられている。暫くするとボビー夫妻が愛犬のパピーと帰宅。コッパスパニエルのパピーとオーナーが広い芝の上でジャレあっている。何とも穏やかな光景。ボビーと打ち合わせ後、フランクフルトへ。無事帰国。大変お疲れ様でした。




 




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