モデルオートエンワ
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買付日記          シュコー



2002年4月


2002年04月17日(水)

 今回はベルリン行きのために、まずはパリのシャルルドゴール空港ターミナル2のエリアに到着。ここは空港の中で一番新しいエリアなので、(今も増設中だ)天井まで総ガラス張りでとても気持ちがいい。いつも思うが、空港に着いた時から建物のセンスがどことなく他のヨーロッパの国とは違う。(これぞフランスのエスプリかな?)
 1時間半の乗り継ぎでいざベルリンへ!友人がCLKカブリオーレで迎えに来てくれた。彼とは2年ぶりなのでお互いに再会を祝う。(彼の職業は弁護士なのだが、ぼくが教えたとおりに、自分で自分の事を日本語で「ベンゴシ」と呼ぶ、ベルリンで唯一のドイツ人「ベンゴシ」だ)。
 日本から16時間かかってやっとベルリンに着いたのだが、休む暇もなくこれから弁護士の家族4人と一緒にディナーだ。(ちと辛いな〜)
 ギリシャ料理の店で初めて食べた「TZATZIKI」(ツアツイキ)はヨーグルトとチーズを良く混ぜたものに、キューリとニンニクを入れたクリームをパンに付けて食べるのだが、これがなかなかいける。



2002年04月18日(木)

 8時に起床。9時に「ベンゴシ」の家へ。彼は実は古いWikingのコレクターでとにかく変なものをたくさん持っている。箱付きは言うに及ばず当時の限定品etc?。ベルリンはもともとWikingの会社があった所なので、コレクターがたくさんいる。(うちの店がオールドビーキングに強いのもこういうわけで、ちっちゃな自慢♪)。
 そうこうしているうちにもう1時半なので彼と近くの模型屋へ。ここはとても細長い店で、幅は3m位だが奥行きは50〜60mはある。ミニカーを見ていると「ベンゴシ」にいきなり「エンワ、行くぞ」と声を掛けられて車に乗ると、屋根をオープンにして走りだし、着いた所は簡易裁判所。ぼくはなぜか法廷の傍聴席にすわらされ、10分ほど裁判の様子を見学した後に、無事閉廷。
 次にベンツディーラーへ行くが、ここは本当にデカイ!東京のデパート一つ分はある。四層がらせん状につながっているショールームで、G〜Aまで100台以上は展示している。そして真中にレストランもあるので、昼飯にする。
 今ベルリン市街は再開発が進められていて建設ラッシュだ。ベルリンで一番有名な模型屋へ。オーナーのおじいさんはいつもコーヒーしか出さないのだが、ぼくが飲めないのでミルクティーを淹れてくれた。
 夜はベンゴシ夫妻とドイツ料理の店「Bieber Bau」(ビーバーの家)へ。今晩はぼくがご馳走するつもり。



2002年04月19日(金)

 ベルリン発6時半の便に乗るので5時に起床。7時40分にデュッセルドルフに着く。ボルボV70エステートを借りて、60キロ離れた目的地のドルトムントへ向かう。
 ここでは毎年この時期に「インターモデルバウ」が開催される。巨大なホールは1〜8まであり、自動車、飛行機、鉄道、船、とありとあらゆるモデルを見ることができる。これらを全部見ようとしたら5日はかかるだろう。ぼくが行ったのは平日にもかかわらず、開場時刻の9時に到着したのに、駐車場は入口から遠くのほうしか空いていない(何で平日なのにこんなに人がたくさんいるんだあ〜)。
 夕方までうろうろして両手にもてないほど荷物が重くなった。ここではherpaやWikingも直接出店しているのでスペシャル物がたくさんある。ドルトムントのスケールはとにかくいつ来てもムチャクチャおっきい(来年は、模型好きの人を集めて成田発のツアーでも組もうかな〜)。



2002年04月20日(土)

 今日は朝8時に出発してオランダの「スワップミート」へ日帰りだ。9時半に現地に着いて順番を待つ。ただし「VIPカード」を持っている人は10時の開場より前に入れるらしいので、ぼくも今度会員になろうっと。今回も開場は広くて出店者も多いのだが、お店の商品としての仕入れはあまりよくない。だが、僕自身のコレクションにしたい物はなかなかいい物があった。
 2時半に開場を後にして5時にドイツにもどったが、この季節日暮れは9時なのでまだまだ明るい。又、今回も別のお気に入りの場所で電車を見て、そこから電車に乗ってデュッセルドルフ空港駅に行く。ここは最近新しくできた駅で、屋上に展望デッキがあり、滑走路があと100mの目前にせまっている。フェンスもなしに、飛行機と全く同じ高さで見られるド迫力!空港の一番端に位置しているので着陸もすぐ間近だ。ドイツ系の飛行機はさすがなめらかに着陸するが、イタリアやスペイン系はドスンと落っこちるかのようだ(これもお国柄の違い?)。



2002年04月21日(日)

 ホテルを8時に出発し、19日に行ったドルトムントへ再び出かけることになった。というのは、今日日本から持って来たミニカーをフランクフルトで友人に渡すはずだったが、先方の都合で会えなくなってしまった。でも、その又友人がドルトムントで出店しているので、その人に荷物を渡して現金回収。しかし行けば行くで新しい物を発見して、両手に荷物が増えた。
 あまりゆっくりしている時間もないので250キロ先のフランクフルトへ。
 途中からアウトバーンを降りて一般道を走っていると、反対側にフリーマーケットを発見。すかさずUターンして、古いチーズ卸し器を見つけた。値段は、最初は4ユーロと言われたが、3ユーロに値切って購入。きっといいインテリアになる。
 前回日本からピッコロを持って行った友人の所で、「ミニスワップミート」を開いてもらう。
 やっぱりこいつは毎回いいものを持っている。彼との付き合いはまだ浅いが、こういう人を見つけるのもぼくの仕事の楽しみでもある。
 120キロ走ってボビーの家へ到着。彼はshucoの達人だが、最近ドイツではshucoのピッコロが人気で品切れが多いので、後日の配送もたのんでおく。ボビーはコッカースパニエルのミーティングに出席したのでかなりお疲れの様子でお休み中だ。ぼくにちらっとあいさつしてからグーグー寝てしまった。もう、夜の9時頃だ。今日はこの街に泊まることにしよう。今日も中身の濃い一日だったな〜。あッ、いけない! まだ荷物整理をしていないので、ごそごそと始めたら、もう1時半近い。



2003年04月22日(火)

 この旅行の最後の日になって、やっとゆっくり眠れた。8時に起きて10時に出発する。120キロ走ってシューマッハと女が大好きな友人のいる街へ到着。彼と知り合ってから6〜7年経つ。(一緒に夜の街へ繰り出した事もあったかな?)以前も模型屋で働いていたが、一年前に独立して店を開いた。最近は品揃えがどうもイマイチで、今回の収穫は残念ながら少なかった。
 もう3時なのでフランクフルト空港へ向かう。少し時間があったので、空港をフェンス越しにではなく、ちょっと高い位置から見渡せる場所を見つけ、歩き回って探検する。デュッセルドルフとは違って、この空港は大き過ぎてなかなか飛行機のすぐ近くへは行けないが、軍用機も飛んでくるのでおもしろくてつい夢中になってしまう。あ!もう時間だ!急いで車を返しに行き、走行距離を見ると1200キロだった。




 




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